日本給水タンク工業会は、給水タンクの持つ社会的な役割を皆様にお伝えしています。

給水タンク安心支援サービス

給水タンクの維持管理は、法的な管理方法として水道法などで年1回の保守点検および清掃を義務づけているがこれはソフト面(水質の管理)が中心であり、ハード面(貯水施設自体の管理)は不十分である。長期にわたって安心してご使用いただくためには、定期的に診断し保守を適切に行っていくことが必要となる。

タンクメーカーは、タンクの設置場所は把握可能であるが、施工段階で所有者などのお客様に直接アプローチする機会がないため、メーカー提供の維持管理契約が利用されるケースはごく稀で、定期点検が実施されずに不具合を有する状態で長期間使用されるケースも少なくない。

この状況を解決するため、所有者情報を登録頂き、製品の的確な定期診断の促進を図るため、水槽診断時期をお知らせする「給水タンク安心支援サービス」の運用を開始することとなった。

概要

一般財団法人ベターリビングは給水タンクの適切な維持管理を支援するため、設置情報を登録していただいた給水タンクの所有者等のお客様に対し、水槽診断が推奨される時期に定期診断のお知らせするサービスを2015年4月から開始した。このサービスは、一般社団法人リビングアメニティ協会の給水タンク委員会および日本給水タンク工業会の協力のもと水槽メーカー2社と連携して検討してきた。

このお知らせによりお客様が定期診断を希望される場合、診断推奨時期(新設の場合5年毎)に給水タンクのメーカーに所属する貯水槽診断士により診断を実施する。さらに保証書の紛失時にも保証期間の範囲内において同等のメーカー保証が可能である。

給水タンク安心支援サービス

注1:令和2年度より当団体にて、新たに「貯水槽診断士認定制度」と名称を変更し運用開始しております

問い合わせ先

一般財団法人ベターリビング

カスタマーサービス部

Tel.03-5211-0680